大病の大きな原因はストレスと言われています。
そして、そんなストレス解消には、趣味も効果的とされていますよね。
現在アメリカに住んでいる私には、子供の頃からの趣味として、長く続けている編み物があります。
出来上がりを楽しみに編み続けている間は、まさにストレスフリーな状態。
時に、アメリカ人の友人と一緒に編み物時間を楽しむこともあります。
ということで今回は、30代独身女性の友人の趣味である編み物をご紹介します。
細やかなハンドクラフトがお好きな方には、是非おすすめしたい趣味といえます。
この記事が、趣味探しをしている方たちのご参考になれば嬉しいです。
編み物ができる女性は素敵?!友人が編み物を始めた理由
私の友人が私と知り合った当時、趣味は「水彩画」でした。
学生時代にアートを専攻していたことから、自然と水彩画が趣味になっていたそうです。
ある日、私が編んだカーディガンを見た彼女が、「編み物ができるなんて、すごい!」と感動(笑)。
私のカーディガンをきっかけに、編み物に魅了された友人でした。
以来、私が日本から持ってきた編み物の本をベースに、私が彼女に編み物を教え始めました。
そして彼女の編み物能力は現在、師匠の私をすっかり超えています(笑)。
編み物初心者からベテランへ!編み物の楽しさ3つとは?
ここで、私と友人が感じる編み物の楽しさを3つ、ご紹介しましょう。
①出来上がりが楽しみでたまらない!
とにかく、作品の出来上がりを楽しみに編むことです。
ケーキを買って帰る途中、ケーキを早く食べたいと気分が高まりませんか?
まさにそんな感じですよね。
出来上がりをイメージしながら編むと、楽しみが増していく気がします。
②我慢強くなれること。
「これが編み物の楽しいところ?!」と思われるかもしれません。
ですが、意外と大切なことなのですよね。
編んでいるうちに間違いに気づくこともあります。
完璧な作品を望むのなら、間違ったところまで解いて、また編み直す、ということも必要なのです。
アメリカでは「編み物が趣味」と言うと、「我慢強い人なのでしょうね」とよく返されます。
私自身、「完璧を目指すこと=我慢強さ」として、編み物が趣味であれば、ある程度のことは我慢できる気がします。
つまり、精神的に強くなれる気がするのです。
③作品が形として残ること。
趣味によっては、最終的に形が残らないものもありますよね。
もちろんそれはそれで、作る楽しみがあるものです。
形として残せる趣味を持ちたい方には、編み物も1つとしておすすめです。
時には、アクリルたわしを編むなど、生活に役立つ趣味としても楽しめます。
編み物趣味から編み物達人になった友人&友人を追う私
友人は、今では編み物の達人になっています。
アートがベースにある彼女の編み物はオリジナル性に溢れていて、デザインからまさに1点もの。
彼女が描く水彩画をパソコン上で編み物のデザインにし、細やかなかぎ針編みでそのデザインを編んでいきます。
ほとんどがブランケットですが、背中にディザイン画が入ったジャケットを編むこともあります。
地元のイベントやフェアなどに出品をしたりして、賞を取ることも。
販売も始めていて、もうプロですね。
すっかり編み物のベテランさんになってしまった彼女は、今も私に、「編み物を教えてくれた人」として感謝してくれます。
ですが、彼女は私を軽やかに飛び越えて、独特な作品を生み出す編み物達人になっていることが事実。
これがまた、今度は私が「彼女のように1点ものを編みたい!」と、私の編み物熱を高めてくれるのです。
編み物にはルールなど基本的にありません。
今ではYouTubeやインスタグラムなどで、世界中の人がオリジナルの編み方を発表しています。
新しく学べることが多いこともあり、私や友人にとっては、飽きない趣味といえるのです。
さらに、手先を細かく動かすことは脳の活性化に効果的で、認知症予防に期待できるとされています。
私の友人は、健康のためにも編み物は最適とよく言いますが、その通りと感じます。
何時間も編み続けると、肩こりなどでつらくなりますけどね(笑)。
つい集中しがちですが、時折体を動かす時間も入れつつ、健康的でストレスフリーな趣味として、今後も続けていく私達です。